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グランギニョルの幕が閉じる⑥ ジャック・ブレアと黒猫について

ネタバレ

 

 

◆ジャックブレアについて

 

血盟新聞社の記者で、黒薔薇館のメンバー。

ゲルハルトに自らの立場を利用した情報提供するなど協力している。

ダリのことは快く思っておらず、失脚させたいと思っている。

オレンジ色のおかっぱ頭でオネエ口調のアクの強い人物。

 

ジャックが登場する場面は物語中盤までのキーとなるところ。

ゲルハルトが原初信仰者だとわかるシーン、フリーダへの取材と称してデリコ家に潜入するシーン。

インパクトのある見た目としゃべり、声音で物語のポイントとなる部分を盛り上げていく。

 

ジャックは本当に原初信仰者なのか。どちらかというとゲルハルトに心酔しているように見える。

ジャックのゲルハルトへの感情は、ハンスがダリに尽くすような忠誠とはまた違うもの。高貴な身分への興味や憧れが反映されているのかな。

 

◆服部さんについて

 

キャラが立っているのもあるけど、ダントツで印象に残った。

舞台を観ているなあと実感させられるお芝居。

オカマ口調の時の軽妙さから男の声に戻る瞬間の切り替えとか、フリーダに取材する時の適当な相槌(完全にほむほむって聞こえる)とか、日に日に大きくなる春林とデリコ家で会った時の反応とか、見ていて聞いていてとても楽しい。

ご本人的には良くないことかもしれないけど、セリフがとんだ時の勢いも好きだった。素晴らしい役者さんだと思いました。

 

 

◆黒猫について

 

春林とは旧知の仲?の情報屋。

猫耳の帽子にしっぽ付きの毛皮の服に薄汚れた顔といういかにも怪しい出で立ち。

曰く、吸血種だろうが人間種だろうが金さえ払えば同じとのこと。

辺鄙な酒場をねぐらとしている。

 

ダリが春林やマルコたちと黒猫のもとを訪れた際、マルコ=ヴァニタスという名前に違和感を覚えていたよう。

2回目以降、黒猫が疑問を持っているのがわかった。初日はわからなかった。

確信を持っていたわけではなさそうだけど、それなりに多数の事件があるだろう中で

数年前の事件の被害者であるマルコ・ヴァニタスの名前を憶えていたというのはかなり記憶力が良いのでは。

 

 

◆菊池さんについて

 

黒猫の風貌は顔があまり見えないうえに背も曲がっているから結構年配に見える。

思ったよりもお若くてびっくりした。40代くらいの方がやってるのかと。

黒猫以外にもデリコ家使用人や黒薔薇館の歌姫のバックダンサーなど色んな役で舞台を支えられていたけど、本当に器用。

ただ、本当に申し訳ないのだけど、サンシャイン池崎の印象が一番強く残ってしまった。

 

 

kan-geki.hateblo.jp

 

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