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グランギニョルの幕が閉じる⑧ヨハネスとレインとハンスについて

お久しぶりです。記憶が…後ほど(DVD届いてからかな)訂正する箇所が山ほどありそうです。

ネタバレあり。

 

ヨハネス・ブラドについて

髭をたくわえた厳めしいお姿とは裏腹になかなかお茶目なところがある、血盟議会の偉い人。

ブラド機関の創設者ニコ・ブラドの血縁者ということなので多分デリコ家やフラ家よりも家格が高いのではないかと思っています。

 ヨハネスと戦闘中のダリ曰く、パワープレイおやじ。

あと、任務内容についてもダリが「ヨハネスらしくもない(手の込んだ内容だ)」というようなことを言っていたので、豪放磊落なタイプなんだろう。

登場した時からマルコのイニシアチブ下にあった訳だけれど、最後の戦闘シーンでマルコのイニシアチブに逆らったのは何故だったのか。

 

あとですっぽり消すかもしれない考察。

純血種だから、貴族だからという理由ではないと言及されてた気がするんだけど、どうだったか。
イニシアチブを取られていても、本人の意思の強さが関係していたりするのかな。

イニシアチブに対抗したのはシリーズ全て含めてもマルコとヨハネスだけ。(もしDステ版以前の作品でそういった展開があったら教えてください!)

マルコはスーの命を奪われそうになった一瞬で、ヨハネスもダリが危機に瀕した時。

イニシアチブの主の思いよりも強く、僕が対抗する意思を持ったときに打ち勝ったりするのかなぁ。

普通は、イニシアチブを取られた時点で絶望して、対抗するという思考さえ出て来ない気がする。

 

閑話休題

 

ダリに頭を下げるヨハネスは真摯で実直だった。名実ともに立派な人物であることが伺える。

 

◆陰山 泰さんについて

若手の方々がメインな中、重厚感あふれるお声、御姿で存在感を示されていて

なんていうか、いらっしゃるだけでグランギニョルの世界観がただの耽美な復讐ものじゃなくなる。ヴァンプ界の序列や貴族社会という設定に奥行きが出る。

そんな演技をされる方。

演技だけじゃなく殺陣もこなされていて、すごい。

調べてみたら61歳だそう。今の60代、若いといってもあれだけ激しい殺陣…。本当にお怪我なく全公演終えられて何よりでした。

 

◆レイン・マクミランについて

融通の利くめがね君。真面目そうだけど飄々としている、どこか掴みどころのない人物。

ヨハネスの下で働く若手議員。中級ということは、そこそこの家柄なのだろうか。

チェスに興じ(るヨハネスを指導し)たり、剣戟を見るに文武両道タイプのよう。

レイン中級議員が活躍する場面は多くはないものの、黒幕(マルコ)から目を逸らさせるのに重要なポジションだったのではないかと思っている。

 

◆吉田 邑樹さんについて

めがね含め、レイン中級議員の衣装がとってもお似合い。

すごくスタイリッシュでした。

レイン役以外にも沢山出番がありましたが、黒薔薇館の歌姫のバックダンサーは素晴らしかった。

バレエのような動きを取り入れたダンスがとてもしなやかで、毎回吉田さんのことを追ってしまった。

吉田さんのダンス、もっと見たい。

 

◆ハンス・ベケットについて

旦那様至上主義のデリコ家執事。融通が利かないタイプのめがね。

血統、家格を重んじるような発言が多く、人間のスーのことは汚らわしいものとする。

なんているか、TRUMP界の一般庶民ヴァンプの体現のような人物だと感じた。

ハンスは本当のところはデリコ家のダリではなく、ダリの人柄に惹かれている…とかだといいなあ。

脚本・演出の妙かなと思うけれど、デリコ家の家具をバラシてはけるときの「お片付けお片付け!」はすごく印象にのこったシーン。

こういう幕間の入り方もあるんだ、と感心したし、暗くなっていく照明の中、机を運ぶ池村さんの姿勢がすごくきれいだった。

ハンスの不用心でダミアン・バルラハ一行をデリコ家にあげてしまうことになったけど、それだけ普段のヴァンプ社会は穏やかなのかな。

血盟警察の存在や、ブラド機関も社会の中で重要な役割をもって機能しているようだし、ここからどのようにリリウムの世界まで荒廃していくのか。

 

◆池村 匡紀さんについて

末満さんが池村さんは器用な演技をする方と評されていたけど、この方も『演劇を観ている』と思わせると感じた。

テレビや映画じゃない、生のお芝居の楽しさを伝えてくれる。

コミカルでありつつ、目立ちすぎないってすごく難しそうなんだけど、ちょうどいい塩梅が絶妙にできる方なんだと思う。偉そうですみません。

バックダンサーもやってらっしゃったのかな…DVDで確認しよう。

 

次でグランギニョルのキャスト関連記事は最後。

 

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