観劇初心者の記録

観劇の記録など

JOURNEY 浪花忍法帖のこと②

JOURNEY大千穐楽、おめでとうございます!

激しい殺陣の多いお芝居、お怪我もなかったようで本当に良かった。

 

ネタバレありの感想です。

 

 

 

 

 

ダブルキャストについて

虹ver.はPatch初心者からすると、新鮮な配役でした。

(前の記事でも言ってますが、Patchの舞台はSPECTERしか観ていません。)

お調子者の主役・恵比三が納谷さん、寡黙で真面目な弁才の松井さん。

神々しい布丁の星璃さん、冷徹な三好さん。

 

霧の方は初心者にもしっくり来る。

松井さんの恵比三は明るく賑やかな主人公感。納谷さんの弁才は過去や自分の境遇からの影が濃い。

穏やかな布丁の三好さんと冷たい表情が印象的な星璃さん。

 

同じ役でもまったく違いますねー!!見比べて違いを感じるのが楽しかった!

私はどっちかっていうと霧の方が好きでした。

3公演観て、一番印象に残っているシーンが

納谷さん演じる弁才が松井さん扮する恵比三に「目の前で親が殺される気持ちがお前に分かるか!?」と叫んで襲いかかるシーンでした。

弁才の悲痛な声と表情で潤んでしまった。

マイナスの感情を怒りで表すのか、悲しみで表すのか、到る結末は同じでも二人の弁才には感情に幅があるような気がします。

霧ももう一回観たかった!

 

演出について

狭い会場だけど、舞台に奥行きがあって(横幅に比べてだけど) 

襖や障子で仕切られた奥が続いているようで面白かった!

 

オープニングで恵比三の影を障子に写したり、閻魔大王や布丁に後光をさしたり、走馬灯を影絵で表現したりといった光の演出が印象的。

閻魔大王の登場シーンはものすごく神々しかった。

厳かに現れる星璃さんと、サタデーナイトフィーバーな三好さん。どっちも良き…。

 

あと、布の使い方が上手だな〜と思いました!

恵比三が三途の川に飲み込まれるシーン。

青い布がヒラヒラして水しぶきを、力強く床を踏みしめる音が激流の轟音を思わせる。

 

視覚以外だと、閻魔大王が恵比三に喝を入れる時の音声が IMAXの映画を見たときの、前後左右から音が聞こえる感じに近い?

 

小さい劇場での観劇が初めてだったので、これらのことは当たり前の手法なのかどうかもわからないけど

色んなものを工夫して、表現して届けてくれてるんだなーって思いました。

 

印象に残ったこともろもろ

星璃さんのセリフまわしがすごい。早口言葉のよう!涼やかに整った綺麗なお顔が日本人離れしていて、温度を感じさせない。閻魔大王が似合いすぎる。

 

三好さんの演技は、テレビドラマとは違うお芝居の醍醐味が濃い。

少しだけ大袈裟とも言える演技が、あ、ここ あそこの伏線っていうヒントになって、より深くお話を味わえた。

 

 納谷さんいい声。発音、発生が良いので聞きやすい。届く声だと思う。声のお仕事もっと増えたら良いな。

 

田中さん、尾形さんがとにかくかわいい。

田中さんの達磨は恵比三とはまた違った感じの生意気な小憎たらしい可愛い子。公演後のカテコでは誰よりも深くまっすぐなお辞儀をしてた。

尾形さんの禄郎は先輩大好きなおバカ可愛い子。に見えて恵比三の理解者。禄郎が恵比三と周りを繋いでくれてるんだろうなぁ。

 

藤戸さんの寿はもう本当良かった!

強烈な印象が残るし、でも主役を邪魔してるわけじゃないし、うまく言えないけど大きな存在感を放ってました。

他の役も観よう。都合つけてホストちゃん観に行こう。

 

 吉本さんは役作りの声のせいでちょっとコントっぽかったかなぁ。キャラ自体もアホの子というか、図体が大きいけど考えるのが得意じゃないタイプの子。

バルトロメにしろ大角にしろ、キワモノ感のある役どころしか見たことがないので、吉本さんの普通っぽい役を見てみたい。

 

松井さんは、なんかもう演技に関しては他の人と一線を画していると思う。弁才には、松井さんが見当たらなかった。すごすぎて、なんだか松井さんのことがよくわからなくなった。

やっぱりホストちゃん観に行かなきゃなぁ。

 

最後に、ナレーターの竹下さん。

穏やかで聞いていて安心するような声。イントネーションもばっちりだったと思う。

恵比三が安須真に向かうときのナレーションは竹下さんのアドリブでしょうか。

森を抜け、川を渡り…のくだり。グラビアには本当にお世話になりました。

 

最後に

初めてPatchの舞台を観れて、嬉しかった〜!

手放しで大絶賛するものではないけど、すごく楽しめました。できればホームの大阪にも観に行きたい。

どんどん成長していくだろうPatchの今後が楽しみです。