観劇初心者の記録

観劇の記録など

デパート!

ミュージカル デパート! 観劇してきました。

ネタバレご注意ください。

 

 

 

 

三越劇場のこと

三越劇場。ステンドグラスの天井と鉄の飾りのついた壁面の重厚感にわくわくします。

二階の一列目だったんですが、わりと舞台との距離が近いなあと思いました。

S席で二階席、えーって思ったんですけど悪くなかったです。

でも、客席降りが多いので二階席だと若干の疎外感は否めないしカテコの時スタオベに参加できなかったのでやっぱり一階席で観たかった…。

お芝居の内容は全体が把握できるし、表情もわりと見えたんですけどね!

周りの方はオペラグラス使ってました。私は忘れました。

 

直接劇場には関係ないんですが、開演前にお手洗いに行ったら陶器の可愛らしいものがありました。

日本橋三越に来たのも数えるほどしかなかったけど、お手洗いに歴史を感じて感動するっていうのも、この舞台を観に来た縁だなぁ。

 

ストーリーのこと

途中15分の休憩を挟む二部形式になっていて、一部は登場人物の紹介と相関図。と起承転結の起。デパートで働く人々にも個性があるということ、それぞれの個性があった上で、創業130年を誇るスクエアデパートで働く矜持と、仕事や家庭での葛藤を見せます。

経営者の心得(?)の『経営者は目利きでなければならない』っていうの、すごい頭に残った。経営者じゃないけど。

 

二部は一部に比べてお話が詰められてる感じがします。

過去の自分の選択に戸惑い不安を抱えていたり、立場からの重圧に悩んでいたり、

ままならない状況に焦ったり悲嘆にくれたり。

ラストシーンに向けて、胸の内を吐露していく登場人物たちは徐々にまとまりを見せていきます。

 

以下ネタバレ要注意。

ラストシーンの手前、夫妻がレストランでの食事をするシーンが本当に印象的。

クリスマス、雪を背景に穏やかに食事をする二人の雰囲気が暖かくて、それがもう数日のうちに終わってしまう。

モリスに無理難題を突きつけるのはこの伏線で、年を越せないと宣告された最愛の奥さんのために何か買ってあげたいけど、何も見つけられなかったオズマンさんの焦り。

初めてのデートの場所で、初めてのプレゼントのストールをプレゼントするっていうのは王道の流れだなぁとは思う(あと結局モリスは提案してない)けど、それでも泣けた。

 

クリスマス企画の成功と夫妻の物語を経て、デパート!は終結する。

 

キャストのこと

いや〜〜〜皆さん素晴らしかったです。

モリス役の太田さん、気弱で優しい青年でした。ブログとかで拝見する太田さんはわりと年相応の見た目だと思うんですけど、実際の年齢より5〜6歳若く見えた。

少し高めの可愛らしい(若干少年ぽくも感じる)声だったから、そう感じるのかも。

歌も安定してるし、スタイルもいい。

 

愛加さんはインフォメーション係の歌をものすごくかっこよく歌っていて、あんなに綺麗なお顔で華奢なのにすごくロックだなあと思った。

マネキンが愛加さんに変身して踊るシーンは宝塚っぽくて感動。

 

出雲さんは、ものすごく歌声がお若い!可愛い!

普通に喋っているときはご年齢相応かなと思うけど、歌うと声量と声の若さにびっくりする。

ラストの出演者みんなで歌うシーンはフェイクをされてて、役どころとは裏腹にすごくバイタリティ溢れる歌声でした。

 

前島さんは煉獄でも思ったけど、可愛らしいのによく通る声。

キャラ的には1番共感できました。ビビみたいな上司がいたら辞めたくなるよね…でも負けずに瞬間的にチャンスをモノにする強さが私も欲しい。

 

他の出演者の方々ももちろん歌も踊りも素晴らしくて、観ててわくわくして浮き立つような興奮をくれて、『ミュージカル観てる〜!!』ってなりました。

ストーリーがものすごく秀逸というわけじゃないけど、演者の方々の実力で楽しめたと思います。

 

最終日まで、無事に上演できますように。